<夢日記> キーボード

夜あたりが静まり返った時、僕の指はPCのキーボードを叩いている。

username: aqua9101 …

それが何を意味するのかは自分でも分かっていなかった。すべてが消滅している。時間、空間、このリアリティ。

アインシュタインはかつて言った。この宇宙で最も理解し難いことはこの宇宙を理解できるということだ、と。けど、どうだろう。もしかしたら彼は間違っていたのかもしれない。わからないということの余地、空白、心の安らぎということを。

とにかく真実の自分を生きなきゃ、と思った。真実の自分を宇宙空間へと向けて同心円状に、こう何というか、パーっと花開かせる感じ。中心点で爆発している。

それを達成するのにあとどれくらいの月日を必要とするのかは僕には分からない。けれど、そこに向かっていく様が美しい。

僕はコップに残った水を飲み干すと、また生きようと思った。